ボルト式ラックとボルトレスラックと違い

ボルト式ボルトレス
 

スチールラックは一見して同じように見えても、使い方や使う場所によって使う種類が変わります。今回は、いくつかあるスチールラックの種類の中で、ボルト式ラックとボルトレスラックの違いとそれぞれの使い方についてご紹介します。

 

ボルト式ラックとは?

スチールラックのボルト式ラックとは、その名の通り、ボルトを使って固定するタイプのスチールラックです。
支柱と棚板または、横桟や側面ブレスなどをボルトを使って固定して組み立てる仕組みになっています。

ボルト式ラックの特徴は?

強度、揺れに強い

ボルト式ラックの特徴は、なんといっても強度です。

 

支柱と棚板にプレートという金具とボルトを使って固定することで強度を高めています。四隅をしっかり固定しているので横揺れにも強い構造になっています。

 

他の種類と比較して強度が高いため、重量があるものを長期間保管する、といった使い方に適しています。

 

一方で、ボルトを使用するため組立には手間がかかります。ボルトの締め方によってはゆがみが出てしまうこともありますので、組み立てには注意が必要です。

 

ボルトを一気に締め付けせずに、仮締めの状態で全体を組み上げた後、調整をしながら本締めをする、といった手順が必要になってきます。

 

スチールラックの組み立て方 ボルト式スチールラック

 

ミクニヤのボルト式ラックは、軽量ボルト棚式ラックのBO100シリーズ(耐荷重100㎏)と軽中量ボルト式ラックのBO150シリーズ(耐荷重150㎏)が、棚板全てをボルトで固定する方式になっています。

 

中重量のBO300シリーズ以上(BO300,500,1000)は、横桟(よこざん)と棚受(一部)に加えて、側面ブレス(筋交い)をボルトで固定することで横揺れにも大変強い構造になっています。

側面ブレス(筋交い)による補強を取り入れたことで、棚板はボルトレスで取り付けや移動が簡単に出来るようになっています。

ボルト式ラック展開図

ミクニヤ商品一覧 ボルト式ラック
軽量ボルト式ラック  BO100シリーズ(耐荷重100㎏)
軽中量ボルト式ラック BO150シリーズ(耐荷重150㎏)
中量ボルト式ラック  BO300シリーズ(耐荷重300㎏)
中重量ボルト式ラック BO500シリーズ(耐荷重500㎏)
重量ボルト式ラック BO1000シリーズ(耐荷重1,000㎏)

増連結も可能

中量ボルト式棚 BO300以上のシリーズは増連結が可能です。

 

増連結とは、単体のスチールラックに、片側の支柱を省いた増連型のラックを組み付けることで、強度を変えずに支柱1つ分を省いて組立する方式のことを言います。

増連型とは2

コラム スチールラックの単体型、増連型とは

 

支柱1つ分を省くことで、スペースとコストの両方を削減することができます。

どんな使い方がある?(施工事例リンク)

ボルト式ラックは様々な用途で使われています。

軽量ボルト式ラックBO100(耐荷重100㎏)の施工事例

軽中量ボルト式ラックBO150(耐荷重150㎏)の施工事例

重量ボルト式ラックBO1000(耐荷重1000㎏)の施工事例

ボルトレスラックとは?

ボルト式ラックに対して、ボルトを一切使わずに組み立てる方式をとっているのがボルトレスラックです。

 

支柱に空いている穴に各部材に付いている爪を差し込んで固定します。

ボルトレスラックの特徴は?

組立にボルトを使わない

ボルトレスラックの特徴は、ボルトを一切使わないので工具もほとんど使わず簡単に組み立てられる、ということです。

 

各部材についている爪を支柱の穴に差し込み、落とし込んで組み立てます。

 

差し込みにくい場合は、接合部分をゴムハンマーなどでたたいてはめ込みます。

 

基本的にゴムハンマー以外は使わないので、レンチやスパナといった工具を使う組立作業に慣れていない方でも安心して組み立てができます。

ボルトレスラック展開図

内部リンク: スチールラックの組み立て方 ボルトレススチールラック

 

一方で、ボルトを使わない分、ボルト式よりも強度は下がります。横揺れに対しても同様のことが言えますが、地震対策の場合、揺れを吸収できる方が良い場合もありますので、一概に耐震性が劣るわけではありません。

 

転倒防止対策としては、支柱の足に取り付ける転倒防止ベースや床固定用の転倒防止部材を取り付けることで対応することが可能です。

 

内部リンク: オプションパーツ ラック転倒防止用パーツ

中板の取り付け・移動が簡単

ボルトレスラックのもうひとつメリットとして、中板の取り付け位置を簡単に移動できる、という点があります。

 

棚板に置くものを変更するケースが多い場合などは、工具を使わずサイズに合わせてレイアウトを変更できます。

 

また、ミクニヤのボルトレスラックは、全シリーズで増連結が可能です。
多彩な組み合わせで様々な場所や用途に使用できます。

どんな使い方がある?(施工事例リンク)

ボルトレスラックも様々な場所で使われています。

軽中量ボルトレスラックBL150(耐荷重150㎏)の施工事例

中軽量ボルトレスラック BL200(耐荷重200㎏)の施工事例

中量ボルトレスラック BL300(耐荷重300kg)の施工事例

中重量ボルトレスラックBL500(耐荷重500㎏)の施工事例

セミボルトレスラックの特徴は?

ボルト式とボルトレスの良いトコ取り

ボルト式ラックとボルトレスラックの中間に位置する商品がセミボルトレスラックです。セミボルトレスラックは、天板と地板をボルトで固定し、中板はフック金具を使用してボルトレスにしたスチールラックです。

 

ボルト式ラックの強度を持ちながら、ボルトレスラックのように中板の位置を簡単に移動できる、両方の良いトコ取りをしたスチールラックです。

 

強度は必要、でも中板も簡単に移動させたい、という方には、このセミボルトレスラックをおススメします。

セミボトルレスの展開図

特許取得済! 組立簡単らくらくラック

セミボルトレスラックとは別に、ミクニヤではオリジナルの「組立簡単らくらくラック」という商品があります。

 

「組立簡単らくらくラック」は、特殊な曲げ加工を施した、高強度の支柱を使います。(特殊l型支柱)この支柱と合わせてミクニヤ考案の”スイング式コーナー金具”を使用することで、必要なボルトの数を従来の軽量ボルト式ラックの1/6以下のわずか8本まで減らすことを可能にしました。

 

使用する部品数を減らしたことで、価格面のメリットと組み立てやすさを両立させています。

 

「組立簡単らくらくラック」は、ミクニヤオリジナル、特許取得済みのスチールラックです。

どんな使い方がある?(施工事例リンク)

組立簡単らくらくラックの施工事例をご紹介します。

まとめ

ボルト使って固定するボルト式ラックに対して、ボルトを使用しないボルトラックは、同じスチールラックでも使い方や使う場所が異なります。

 

重いものや同じものを長期的に保管するのであれば、強度があり安定したボルト式ラックが適しています。

 

また、事務所やオフィス、病院などの場所で、比較的軽いものや、保管するものが変わる可能性がある場合などは、レイアウトを変更しやすいボルトレスラックがおススメです。

 

このほか、強度と手軽さの両面を求めるのであれば、ボルト式ラックとボルトレスラックの良いトコ取りをしたセミボルトレスラックや、ミクニヤオリジナルの組立簡単らくらくラックが最適です。

 

スチールラックは使い方、使う場面にあった商品がそろっています。どれを選んでいいかわからない場合や、商品についてもっと詳しく知りたい方は、専門の担当者がいる販売店やメーカーに相談することをオススメします。

 

追伸: ミクニヤホームページでは、お客様からのご相談を24時間チャットで受付しています。お気軽にお問合せ下さい!