業務用スチールラック 通販の選び方を解説!

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スチール棚は、家庭用はもとより、業務用でもネットや通販サイトで簡単に購入できるようになりました。

一方で、スチール棚は気をつけて購入しないと失敗してしまうことも少なくありません。

そこで今回は、業務用スチールラックの通販での選び方について紹介したいと思います。

業務用スチールラック 通販の選び方①【用途を確認する】

スチール棚を通販で購入する際に、最初に確認しておきたいことは、使うための用途を確認することです。

業務用スチールラックは家庭用とは仕様が違う

そもそも、スチール棚の業務用と家庭用では、素材や強度など、仕様がまったく異なります。業務用で重いものをのせる場合や、温度変化や湿気などのシビアな環境で使用する場合は、家庭用のスチール棚は向いていません。

どのような場所で、何に使うのか、といったことでスチール棚を選ぶ基準も変わってきます。

スチール棚は素材や製造方法で耐久性が変わる

とくに業務用のスチール棚の場合、使われる素材や製造方法で耐久性が変わってくるので注意が必要です。

たとえば、業務用の棚ではスチール製とステンレス製があります。

スチール製のスチール棚は、比較的価格が安く手軽に購入できる反面、ステンレス棚に比べてさびやすいというデメリットがあります。

一方で、ステンレス製のステンレス棚は、サビや薬品に対して耐性があるという特徴がある反面、スチール棚と比較して価格が高くなる、というデメリットがあります。

参考:「ステンレスラック」と「スチールラック」の違いについて

業務用スチールラック 通販の選び方②【強度を確認する】

さらに、スチール棚を通販で購入する際に確認しておきたいこととして、購入するスチール棚の強度があります。

通販で購入するスチール棚の耐荷重を確認する

最初に確認しておきたいのが、スチール棚の耐荷重です。

耐荷重とは、棚一段に対して収納物を均等においた場合の最大限の重さのことです。

スチール棚の棚板にかたよって荷重をかけてしまうと、耐荷重より軽いものを置いた場合でもゆがんだり、壊れたりする可能性があります。

参考:スチールラックの1台あたりの耐荷重とは

スチールラックの1段あたりの耐荷重とは

通販で購入するスチール棚の棚板や支柱の厚さを確認する

耐荷重のほかにも、スチール棚の強度に影響するパーツとして棚板や支柱の厚さがあります。

スチール棚によっては、コストを下げるために棚板や支柱を薄くしているものもあります。価格が安いからという理由だけで選んでしまうと、使い方によっては強度不足が原因でゆがみやひずみが出てしまい、買い替えなくてはならない、ということも考えられます。

参考:スチールラックの支柱とは

通販で購入するスチール棚の組立に必要なパーツを確認する

組み立てに必要なパーツをどれくらい使っているのか、ということもスチール棚の強度に大きく影響してきます。

スチール棚を固定するための組み立てパーツが少ない場合、通常の状態では変わらないものの、地震の揺れや、物がぶつかったときの衝撃などで、スチール棚がゆがんでしまい、最悪の場合は倒壊してしまう危険性もあります。

コストを下げるためだけに組み立てパーツを減らしているスチール棚には注意が必要です。

業務用スチールラック 通販の選び方③【サイズや色を確認する】

スチール棚を通販サイトで購入する際に、次に確認をしておきたいのが置く場所のスペースと棚全体のサイズです。

スチール棚の棚板のサイズと全体のサイズの違いに注意!

スチール棚のサイズの確認で間違いやすいのが棚板のサイズと棚全体のサイズの違いです。

業務用スチール棚の棚板は、構造上支柱の内側に入ります。

このため、棚板の横はばと奥ゆきの長さよりも、支柱や棚受け(棚板を支える横柱)の厚みのぶんだけ大きくなります。

また、支柱を固定する金具やボルトも棚板よりも外側に出る場合がありますが、これも実際のサイズには表記されていないことがあります。

棚板のサイズだけ確認してスチール棚を購入したら、設置スペースに入らなかった、ということにならないよう、通販サイトでスチール棚を購入する際は、組立時の全体のサイズを必ず確認しましょう。

参考:スチールラックの外寸・内寸・有効寸法について

スチール棚の支柱のサイズと全体のサイズの違いに注意!

棚板以外にも、支柱のサイズも失敗しやすいポイントのひとつです。

たとえば、支柱の足元にキャスターや転倒防止用ベースを取り付けた場合、支柱の高さに対して、その分高くなります。

支柱の高さだけでスチール棚を選んでしまい、オプションパーツの寸法を計算に入れないと、天井や柱に当たって設置できない、ということもありますので、スチール棚を通販で購入する際は、購入前に、問い合わせをするなどして組立後の全体の高さ、奥行き、横幅を確認しておいた方が、失敗が起きにくくなります。

色のイメージの違いに注意!

そのほか色のイメージの違いについても注意が必要です。

画面でみるスチール棚の色と実物の色とでは、イメージが異なる場合があります。商品のディスプレイやインテリアの一部としてスチール棚は使用する場合などは注意が必要です。

スチール棚のショップやメーカーによっては別注でカラーオーダーができるところもあるので、色にこだわりのある方は、購入前に確認をしておいた方がよいでしょう。

参考:ミクニヤについて「特徴3 オーダーメイドが出来る!」

業務用スチールラック 通販の選び方④【製造元を確認する】

スチール棚を通販サイトで購入する際に確認しておきたいもう一つのポイントは、スチール棚の製造元の会社を確認することです。

通販でスチール棚を購入するときは安心できる製造元のWebサイトを選ぶ

スチール棚は、製造元の会社が直接通販サイトを運営している場合もありますが、大手通販サイトに出品しているものもたくさんあります。

とくに大手通販サイトでは、製造元の会社の情報が少ない場合があり、どのような基準で作っているのかが分かりません。

海外製のスチール棚の場合は、価格が安い代わりに日本の製品基準を満たしていない可能性もあるので注意が必要です。

業務用のスチール棚を通販で購入する場合は、商品の製造元がわかるWebサイトで購入することをオススメします。

スチール棚を通販サイトで購入する場合に選ぶ基準は、

  • 商品情報の細かい説明がある
  • 自社工場や提携工場など、製造元がはっきりしている
  • 問い合わせ窓口がある
  • 組立サービスやアスターサービスがしっかりしている
  • PL保険に加入している
  • プライバシーマークを取得している(参考:プライバシーマーク制度
  • 日本通信販売協会に加盟している(参考:日本通信販売協会

という点になります。

参考:ミクニヤについて

通販で購入する前にスチール棚の実物を確認する

業務用のスチール棚は、通販サイトで手軽に購入できる一方で、実際に商品が届いてからでないと、実物を確認することができないため、サイズがあわなかったり、思っていたイメージと違っていたりと、失敗してしまうことも少なからず考えられます。

このようなことがないように、購入する前にスチール棚の実物を確認することで、購入後の失敗をできるだけ抑えることができます。

家庭用のスチール棚と違って、業務用のスチール棚を展示しているお店は多くありませんが、スチール棚の専門店の中には、商品を展示して公開しているところもありますので、特に、大型のスチール棚や、大量のスチール棚を購入する際は、スチール棚の専門店の展示場で、スチール棚の実物を確認してから購入することをおススメします。

ミクニヤ ショールームのご案内

まとめ

スチール棚は通販サイトで手軽に購入できるようになりましたが、よく確認しないと購入後に失敗してしまうことも少なくありません。

スチール棚を購入する際は、まずはどのように使うかという用途にあわせて、購入するスチール棚の素材や強度を確認しましょう。

棚板や支柱の厚みが足りなかったり、取り付け金具が少なかったりすると、ゆがみや傾きを起こす可能性があります。

また、近年は海外製のスチール棚も多く出回っていますが、なかには日本の製品基準を見たいしてない商品もあります。

スチール棚を通販サイトで購入する際は、製品情報はもとより、製造元がはっきりしているか、問い合わせ窓口はあるのか、アフターサービス体制はどうなのか、ということも確認しておくと安心です。

また、展示場があれば事前に実物を見に行って確認することをおススメします。

スチール棚専門店のミクニヤは、原材料である鉄をコイルから購入、加工、塗装、梱包まで全てを一括して行うことで、高品質と低価格の両立を実現しています。

ミクニヤのスチール棚はのミクニヤのホームページから通販でご購入いただけます。

業務用 国産スチールラック・スチール棚専門通販店 ミクニヤ

追伸
ミクニヤのスチール棚展示場がオープンしました。

スチール棚の購入をご検討されているかたは、ぜひ一度お越しいただき、ミクニヤスチール棚の実物をご覧ください。

なお、ショールームは予約制となっておりますので、ご来店の前にお電話またはメールでのご予約をお願いいたします。
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名称:ミクニヤ 立石ショールーム
住所:〒124-0012 東京都葛飾区立石1-9-7

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1台だけで使用(自立)できる棚。
増連型

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単体型の支柱を利用(共有)して横連結が出来る部材。支柱の本数は2本。足りない2本は単体型と共有して使用します。増連型だけではご使用頂けませんのでご注意下さい。
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ボルトタイプについて

ボルトレスラック
ボルトを一切使用しないスチール棚。ボルトを使用しないので、棚の組み立てや段の移動が簡単に出来ます。
対応耐荷重① 150kg、200kg、300kg、500kg
ボルト式ラック
ボルトを使用して組み立てるスチール棚。一般的に同じ耐荷重ならボルト式の方が強度や揺れに強いです。500kg以上はボルト式棚をお勧めします。
対応耐荷重① 100kg、150kg、300kg、500kg、1000kg
セミボルトレスラック
天板と地板はボルト締めで、中板をフック金具を使用してボルトレスにしたもの。
対応耐荷重① 100kg、150kg
組立簡単ラック
弊社オリジナルのスチール棚。従来のアングル棚に特許を取得した弊社考案のスイング式コーナー金具を使用する事によって、組立に使用するボルト数を8本まで減らした組立簡単なスチール棚です。
対応耐荷重① 100kg
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カラー
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素材について

スチール
鉄製のラック。一般的なラックで屋内でのご利用でしたら一番おすすめです。屋外でのご利用を想定している場合、焼付塗装をしているので、ある程度の防錆効果はありますが傷が付くとそこから錆びていきます。種類・サイズが豊富で一番安価な棚です。
ステンレス【SUS304】
ステンレス製のラック。SUS430よりも耐熱性・耐食性・耐久性に優れています。非常に錆びにくい素材なので、屋外・水場・クリーンルーム等でのご利用におすすめです。オーステナイト系で磁性を持ちません。一番高価な棚です。
ステンレス【SUS430】
ステンレス製のラック。耐熱性・耐食性・耐久性に優れています。錆びにくい素材なので、屋外・水場・クリーンルーム(クラスの高くないもの)等でのご利用におすすめです。フェライト系で磁性を持ちます。SUS304よりは安価な棚です。
高耐食めっき
鉄に特殊なメッキ層を被膜させていて、優れた耐食性・耐久性を兼ねそろえたラックです。屋外・水場でのご利用にも向いていますが、経年劣化によるメッキ剥離のリスクもございます。スチールとステンレスの間位の価格帯です。