スチール棚・スチールラック選びで重要なポイントの一つに、横幅のサイズがあります。
今回は、スチール棚・スチールラックの横幅のサイズについて調べてみたいと思います。
スチール棚・スチールラックの横幅とは
横幅は棚のサイズの基準の一つ
スチール棚・スチールラックはサイズの基準が3つ(横幅、奥行、高さ)あり、横幅はそのうちの一つです。
一般的に横幅とは、左右の長さのことを言いますが、スチール棚・スチールラックも同様に、棚の左右の長さのことを意味します。
スチール棚・スチールラックはサイズによって用途が大きく変わるので、横幅はとても重要な要素になります。
奥行や高さと同様に、横幅のサイズを間違えてしまうと、せっかく購入しても棚自体が置きたいスペースに入らないことや、逆にスペースが余ってしまうこともあります。
また、置きたいものの横幅のサイズが合わないと、収納できない!という失敗も考えられますので、スチール棚・スチールラックを選びでは、あらかじめスチール棚・スチールラックを置く場所のサイズと、棚に置くものの大きさを確認しておくことをおススメします。
棚の横幅の外寸と内寸の違い
スチール棚・スチールラックの横幅については、棚板と棚全体でサイズが異なる点も注意が必要です。
業務用のスチール棚の構造は、一般的に棚板の四方の角の外側に支柱を設置する構造となっているため、支柱の厚みやボルトなどの取り付け金具の分だけ奥行や横幅のサイズが増えることになります。
また、棚板のサイズが同じでも、商品によってスチール棚・スチールラックの奥行、横幅のサイズは異なりますのでこの点も注意が必要です。
棚板の横幅サイズだけ見て購入したものの、組み立ててみると横幅が合わなくて置きたい場所に入らなかった、という失敗を耳にすることがあります。
これは、業務用のスチール棚の構造によるもので、一般的にスチール棚は棚板の四方の角の外側に支柱を設置する構造となっているため、支柱の厚みやボルトなどの取り付け金具の分だけ横幅や奥行のサイズが大きくなります。
また、スチール棚によっては、表示されている横幅のサイズと実寸の横幅のサイズが異なる商品もありますので、この点も注意が必要です。
ミクニヤのスチール棚・スチールラックの横幅のサイズについてはこちらのコラムが参考になると思います。
スチール棚・スチールラックの横幅サイズが合わないときはどうする?
スチール棚・スチールラックの横幅が、置きたいスペースに合わないとき、どのような解決方法があるのでしょうか。
この解決策としては、増連型の棚を追加する方法や、オーダーメイドをする方法があります。
増連型の棚を追加する
スチール棚・スチールラックの横幅が足りないときは、増連型の棚を追加する方法があります。
増連型とは、自立設置ができるボルトレス型やボルト式型の1部の棚の単体型のスチール棚・スチールラックの支柱に増連結するタイプの棚のことで、単体型の棚の支柱を利用するため、片方の支柱パーツ分のスペースが省略できます。
この増連型の棚は、同種類で同じ高さと奥行であれば、何台でも連結することが可能です。
横幅は単体型と同じでなくてもよいため、置きたいスペースの横幅に合わせて、棚板の横幅サイズを調整して連結をすることができます。
増連型のスチール棚・スチールラックについては、別のコラムで詳しく紹介しています。
ミクニヤの施工事例では、増連型のスチール棚を組立した事例を紹介しています。
中量棚(金網付)を現地組立させていただきました@東京都新宿区
ミクニヤで増連結ができるスチール棚・スチールラックはこちらになります。
ボルトレスラック | |||
BL150型 | BL200型 | BL300型 | BL500型 |
ボルト式ラック | |||
BO300型 | BO500型 | BO1000型 |
棚をオーダーメイド(特注・別注)する
スチール棚・スチールラックの横幅が合わないときのもうひとつの解決策としては、棚をオーダーメイド(特注・別注)する方法があります。
市販されているスチール棚・スチールラックの多くは、いくつか種類があるものの、基本的な横幅のサイズは決まっていますので、置く場所によっては横幅が足りなかったり、あまってしまったりすることがあります。
置く場所にピッタリ合うサイズのスチール棚・スチールラックが欲しい、でもちょうどいいサイズがない、といった経験をした方もいるかもしれません。
そのような問題を解決するには、別寸でオーダーメイドする方法があります。
別寸とは、あらかじめ置きたいスペースの横幅や奥行、高さを図ったうえで、オリジナルのサイズのスチール棚を注文するオーダーメイドの方法です。
棚板の横幅を置きたいスペースにあわせて制作するので、ピッタリと収めることができます。
メーカーによっては、希望するサイズに合わせてオーダーメイドする、特注、別注のサービスを行っているとろもありますので、置く場所にピッタリの横幅サイズのスチール棚・スチールラックを購入したい場合は、オーダーメイドのサービスを行っているメーカーやショップで購入することをオススメします。
スチール棚・スチールラックのオーダーメイド(別注、特注)については、別のコラムで詳しく紹介しています。
ミクニヤの施工事例では、別寸仕様のスチール棚を組立した事例を紹介しています。
【別寸】組立簡単らくらくラックを現地組立させていただきました@東京都中央区
スチール棚・スチールラックを横幅で探す
ミクニヤのスチール棚・スチールラックでは横幅のサイズから商品を選ぶことができます。
横幅60cm(横幅600㎜)のスチール棚・スチールラック
横幅60cm(横幅600㎜)のスチール棚のラインナップは、ボルト式ラック、セミボトルレスラック、組立簡単らくらくラックの3種類から選ぶことができます。
スチール棚 横幅60㎝(横幅600㎜)の寸法図の例は次のとおりです。
棚 横幅60cm(横幅600㎜)の寸法図の例 |
|
ボルト式ラック | BO100型 |
セミボトルレスラック | SB100型 |
組立簡単らくらくラック | ER100型 |
外寸 | |
棚板寸法 | |
W600×D450mm |
スペック検索:横幅600の検索結果
横幅87.5㎝(横幅875㎜)のスチール棚・スチールラック
横幅87.5㎝(横幅875㎜)のスチール棚のラインナップは、ボルト式ラック、セミボトルレスラック、組立簡単らくらくラックの3種類から選ぶことができます。
スチール棚 横幅87.5㎝(横幅875㎜)の寸法図の例は次のとおりです。
棚 横幅87.5cm(横幅875㎜)の寸法図の例 |
|
ボルト式ラック | BO100型 BO150型 |
セミボトルレスラック | SB100型 SB150型 |
組立簡単らくらくラック | ER100型 |
外寸 | |
棚板寸法 | |
W875×D300mm |
|
W875×D450mm |
|
W875×D600mm |
スペック検索:横幅875の検索結果
横幅90㎝(横幅900㎜)のスチール棚・スチールラック
横幅90㎝(横幅900㎜)のスチール棚のラインナップは、ボルトレスラック、ボルト式ラックの2種類から選ぶことができます。
スチール棚 横幅90㎝(横幅900㎜)の寸法図の例は次のとおりです。
スペック検索:横幅900検索結果
横幅120cm(横幅1200㎜)のスチール棚・スチールラック
横幅120cm(横幅1200㎜)のスチール棚のラインナップは、ボルトレスラック、ボルト式ラック、セミボトルレスラック、組立簡単らくらくラックの4種類から選ぶことができます。
スチール棚 横幅120㎝(横幅1200㎜)の寸法図の例は次のとおりです。
ボルト式ラック | ||
BO100型 BO150型 | BO300型 BO500型 | BO1000型 |
外寸 | ||
棚板寸法 | ||
W1200×D300mm |
W1200×D450mm |
W1200×D600mm |
W1200×D450mm |
W1200×D600mm |
W1200×D750mm |
W1200×D600mm |
W1200×D900mm |
W1200×D900mm |
– | W1200×D1200mm |
– |
スペック検索:横幅1200の検索結果
横幅150cm(横幅1500㎜)のスチール棚・スチールラック
横幅150cm(横幅1500㎜)のスチール棚のラインナップは、ボルトレスラック、ボルト式ラック、セミボトルレスラック、組立簡単らくらくラックの4種類から選ぶことができます。
スチール棚 横幅150㎝(横幅1500㎜)の寸法図の例は次のとおりです。
ボルト式ラック | ||
BO100型 BO150型 | BO300型 BO500型 | BO1000型 |
外寸 | ||
棚板寸法 | ||
W1500×D300mm |
W1500×D450mm |
W1500×D600mm |
W1500×D450mm |
W1500×D600mm |
W1500×D750mm |
W1500×D600mm |
W1500×D900mm |
W1500×D900mm |
– | W1500×D1200mm |
– |
スペック検索:横幅1500の検索結果
横幅180cm(横幅1800㎜)のスチール棚・スチールラック
横幅180cm(横幅1800㎜)のスチール棚のラインナップは、ボルトレスラック、ボルト式ラック、セミボトルレスラック、組立簡単らくらくラックの4種類から選ぶことができます。
スチール棚 横幅180㎝(横幅1800㎜)の寸法図の例は次のとおりです。
ボルト式ラック | ||
BO100型 BO150型 | BO300型 BO500型 | BO1000型 |
外寸 | ||
棚板寸法 | ||
W1800×D300mm |
W1800×D450mm |
W1800×D600mm |
W1800×D450mm |
W1800×D600mm |
W1800×D750mm |
W1800×D600mm |
W1800×D900mm |
W1800×D900mm |
– | W1800×D1200mm |
– |
まとめ
スチール棚・スチールラックの奥行は棚のサイズの基準の一つで、棚の正面から反対側までの距離(長さ)のことを意味します。
スチール棚・スチールラック選びで奥行のサイズはとても重要なポイントのひとつです。
奥行のサイズを間違えてしまうと、せっかく購入しても棚自体が置きたいスペースに入らないことや、奥行が短すぎてスペースが余ってしまうこともあります。
また、業務用のスチール棚の構造は、一般的に棚板の四方の角の外側に支柱を設置する構造となっていることから、棚板の奥行と棚全体の奥行はサイズが異なりますので注意が必要です。
スチール棚・スチールラックの奥行が、置きたいスペースに合わないときは、棚をオーダーメイド(特注・別注)する方法があります。
メーカーによっては、希望するサイズに合わせてオーダーメイド(特注、別注)できるサービスを行っているとろもあります。
置く場所にちょうどいい奥行サイズのスチール棚・スチールラックを購入したい場合は、オーダーメイドできるメーカーやショップで購入することをオススメします。
追伸:ミクニヤでは、スチールラックの様々なカスタマイズが可能です。
お電話やお問い合せフォームにて、お気軽にご相談ください。