意外と知らない?「メタルラック」と「スチールラック」の違い

スチールラックとメタルラックの違いの画像

ミクニヤスチールラックの調べ方

手軽で便利な収納アイテムといえば、「メタルラック」メーカーによっては「スチールラック」とも言います。

 

商品ごとにそれぞれ違いや特徴がありますが、見た目が似ているので違いがよくわからない・・・と思っている方も多いのではないでしょうか。今回は「メタルラック」と「スチールラック」の違いについて紹介したいと思います。

 

メタルラックとは?

まずは、「メタルラック」について解説します。

なぜ、メタルラックと呼ぶ?

そもそも「メタルラック」の意味は、メタル=金属、ラック=棚、つまり、金属でできた棚、になります。一方で「スチールラック」は、スチール=鉄、つまり鉄でできた棚、という意味になります。

 

鉄製のスチールラックに対して、家庭で使用されることを想定してアルミやステンレスなどの金属を使用した製品がでてきたことから、「メタルラック」と「スチールラック」という呼び名ができました。

「メタルラック」は商標名!?

「メタルラック」という言葉は、正確に言うと一般的な呼び方ではなく、アイリスオーヤマが商標登録している製品名です。

 

ですので、ほかのメーカーの製品を「メタルラック」を呼ぶのは本来まちがいなのですが、アイリスオーヤマ自体も「スチールラック」という名称を併用して使っていますので、実際のところ明確に区別がされていない、というのが実情です。

「メタルラック」の別名は?

「メタルラック」は商標として登録さているため、ほかのメーカーの商品は「スチールワイヤーシェルフ」や「メタル製ラック」、「スチールラック」といった名称をつかっています。

 

実際のところ、「メタルラック」という呼び方が浸透しているものの、商標登録をされてしまっているので、それぞれのメーカーで微妙に呼び方を変えていたり、独自のブランド名を併用して使ったりしているといった状態です。

スチールラックとは?

次に、「スチールラック」の商品の特徴について解説したいと思います。

スチールラックは業務用?

「スチールラック」も「メタルラック」と同義語として扱われていることが多いのですが、家庭用と業務用では見た目も作りも大きく変わってきます。

 

この家庭用と業務用を区別するために「スチールラック」の中でも、耐荷重や耐久性、耐震性に優れ、企業や会社の倉庫、学校などで幅広く使われている製品を、「業務用スチールラック」として区別し取り扱っているところが一般的になっています。

耐荷重で呼び名が変わる?

「メタルラック」も「スチールラック」もメーカーによってそれぞれ特徴があります。

 

耐荷重(何kgまで耐えられるか)は「メタルラック」や「スチールラック」を選ぶ際に重要なポイントになりますが、特に、耐荷重が重視される「業務用スチールラック」では、耐荷重によって呼び方を変えることで商品の区別をしています。

耐荷重別「業務用スチールラック」の名称

耐荷重/段 100kg/段 150kg/段 200kg/段 300kg/段 500kg/段 1000kg/段
名称 軽量 軽中量 中軽量 中量 中重量 重量

スチールラックはオーダーメイドできる?

「メタルラック」や家庭用「スチールラック」は、支柱の長さや棚板のサイズ、枚数がセットになったものが商品化されているのが一般的ですが、メーカーによっては部品単体でも購入できるので、組み合わせによって好きなサイズに組み立てることが可能です。

 

中でも、家庭用「スチールラック」の中でもホームエレクター社は、色や高さを変えられるオーダーメイドに対応しているメーカーです。

 

一方で「業務用スチールラック」も棚板のサイズや枚数の組み合わせを自由にアレンジできますが、完全なオーダーメイドに対応できるメーカーもあります。

 

国内に自社工場のあるメーカーでは、使う場所や収納するものに合わせたサイズや、好きな色で「業務用スチールラック」をオーダーメイドできるサービスを行っているところもあります。

 

参考:ミクニヤショールームのご案内

施工事例 特注・別注品

ミクニヤスチールラックの調べ方

メタルラックとスチールラックの違い

「メタルラック」と「スチールラック」の違いについてまとめてみたいと思います。

棚板のかたち

「メタルラック」や家庭用「スチールラック」は棚板のかたちに特徴があります。

 

一般的にはワイヤー状の金属で作られていて、金属製でありながらも比較的に軽量に作られています。

 

一方で、「業務用スチールラック」は板状のものが主流です。サイズや耐荷重によって、サイズや厚み、重さが変わってきますが、家庭用よりも頑丈にできています。

ポールのかたち

「メタルラック」や家庭用「スチールラック」ポールのかたちは、筒状のものが主流です。大きさによってサイズも異なりますが、一般的なサイズは直径25㎜となっています。

 

このほかにも、19㎜や12.7㎜のサイズもあります。ニトリの商品は、独自サイズの22㎜がメインのサイズになっています。
商品やメーカー、棚板の形状にもよりますが、通常はポールサイズの大きい方が、耐荷重が高くなります。

 

主要メーカーの取り扱いポールサイズ(2020年4月時点)

 メーカー 取り扱いポールサイズ
アイリスオーヤマ 25㎜、19㎜、12.7㎜
ルミナス(ドウシシャ) 25㎜、19㎜、12.7㎜
ホームエレクター 25.4㎜
ニトリ 22㎜、19㎜
 

「業務用スチールラック」の支柱のかたちは、L字型とC字型があります。
L字型の支柱は、棚板の角までスペースを活用できる、というメリットがあり、一方で字型のポールは横からのねじれにも強い構造になっています。

 

参考:コラム「スチールラックの支柱とは」(内部リンク)

メリット・デメリット

「メタルラック」と「スチールラック」。それぞれの商品によってメリット、デメリットがあります。「メタルラック」や家庭用「スチールラック」のメリットとしては、

 
 
  • 組み立て、分解、アレンジが簡単にできる
  • 好きな高さやサイズのパーツが選べる
  • 基本セットを購入すれば比較的リーズナブルな価格で購入できる
 
 

といったことがあげられます。

一方で、デメリットもあります。

 
 
  • 棚板に隙間があるのでホコリがたまりやすい
  • 電子レンジなどの足つきの製品は、そのまま棚板に置くと足が抜けてしまう
  • 棚板の一部に重さが偏ってしまうと、耐荷重より軽くてもワイヤーがまがってしまう
  • 耐震パーツを取り付けるには、天井までの高さが必要
 
 

といった点がデメリットとして考えられます。

メタルラックの主なメーカー

「メタルラック」や家庭用「スチールラック」を取り扱いしている主なメーカーを紹介します。それぞれメーカーによって特徴が異なりますので、購入時の参考にしてください。

アイリスオオヤマ

シリーズ累計販売台数3200万台を突破したアイリスオーヤマの「メタルラック」は、セット商品が手ごろな価格で購入できる人気のメーカーです。素材は鉄でできていますが、外側、内側の表面に、ニッケルメッキ、クロームメッキの2重のメッキ構造を施すことで、さびや腐食を防ぎ、耐久性を高めているのが特徴です。

 

ポールの太さも25㎜、19㎜、12,5㎜と3種類に分かれていて、サイズも豊富です。また、商品によっては表面色もメタル色に加えて、最大4種類のカラーバリエーションの設定があります。カスタマイズパーツも260種類以上と充実していています。

 

参考:アイリスオーヤマ公式通販サイト “アイリスプラザ”

ルミナス(ドウシシャ)

1994年の発売以来25年以上の販売実績をもつルミナスシリーズは家庭用「スチールラック」のシェアNo,1となっている人気のメーカーです。

 

レギュラーサイズのほか、スリムサイズやオフィス向け大型ラックなど約245種類のサイズラインナップに加えて約400種類のオプションパーツがあり、自由なカスタマイズが可能です。

 

ルミナスシリーズは、家庭用「スチールラック」の原型で、米国で誕生した業務用厨房什器の構造を基本に設計をしているため、レギュラーシリーズの棚板の耐荷重は、250㎏と「業務用スチールラック」に引けを取らない強度があります。

 

素材は鉄を使用していますが、表面をクロームメッキで処理し、さらにその上からコーティング処理を施すことで錆びにくい仕様にしています。

 

参考:メーカー公式ルミナスラック専門店“Luminous Club”

ホームエレクター

ホテルやレストランで使用されている業務用ラック、エレクターシェルフのノウハウを家庭用に生かしてつくられたのがホームエレクターのスチールラックです。

 

クォリティの高さが特徴で、独自の溶接技術により寸法安定性に優れ、製品の品質を長期間保つことが可能としています。

 

棚板部分のワイヤーシェルフは鉄素材にメッキ処理したうえで、クリアコーティングで防錆加工されています。またポール部分は錆びに強いステンレス製となっています。

 

家庭用でありながらカラーバリエーションも8色から選べるほかオーダーメイドも可能なスチールラックですが、先ほどの2社の製品に比べて価格は高めです。

 

参考:エレクター公式オンラインショップ

ニトリ

インテリアショップ再大手のニトリでも家庭用「スチールラック」を扱っています。

 

メインのポールサイズは22㎜と19㎜の2種類で、棚板とのセットが基本になっています。

 

セットのシリーズによって異なりますが、棚板のサイズは2~3サイズから、棚板の枚数も2~4枚のなかから自分の好みで選ぶことができます。

 

価格は今回紹介する中でも一番安くなっていますが、オプションパーツや拡張性が少ないことがやや難点です。棚板の1枚当たりの耐荷重も、ポールサイズが22㎜サイズのもので100㎏と他のメーカーと比較して低くなっているので、重いものを載せる場合には注意が必要です。

 

参考:ニトリ公式通販“ニトリネット”

まとめ

今回は「メタルラック」と「スチールラック」違いについてまとめてみました。

 

メーカーごとに呼びかたの違いはありますが、家庭用の金属製のワイヤー型の棚の名称として「メタルラック」や「スチールラック」が使われています。

違いはむしろ、メーカーごとの製品の違いが大きいです。

 

一見同じような商品でも、棚板やポールの形状など、メーカーによって製品の性質が大きく異なります。

 

ぜひ、あなたの使い方や好みに合わせて、お気に入りの商品を選んでください!

 

スチールラック スペック検索

耐荷重
耐荷重
高さ
高さ
横幅
横幅
奥行
奥行
段数
段数
2枚(有効1段)
3枚(有効2段)
4枚(有効3段)
5枚(有効4段)
6枚(有効5段)
7枚(有効6段)
8枚(有効7段)
9枚(有効8段)
形式
形式 形式

形式について

単体型

単体型

1台だけで使用(自立)できる棚。
増連型

増連型

単体型の支柱を利用(共有)して横連結が出来る部材。支柱の本数は2本。足りない2本は単体型と共有して使用します。増連型だけではご使用頂けませんのでご注意下さい。
ボルトタイプ
タイプ 形式

ボルトタイプについて

ボルトレスラック
ボルトを一切使用しないスチール棚。ボルトを使用しないので、棚の組み立てや段の移動が簡単に出来ます。
対応耐荷重① 150kg、200kg、300kg、500kg
ボルト式ラック
ボルトを使用して組み立てるスチール棚。一般的に同じ耐荷重ならボルト式の方が強度や揺れに強いです。500kg以上はボルト式棚をお勧めします。
対応耐荷重① 100kg、150kg、300kg、500kg、1000kg
セミボルトレスラック
天板と地板はボルト締めで、中板をフック金具を使用してボルトレスにしたもの。
対応耐荷重① 100kg、150kg
組立簡単ラック
弊社オリジナルのスチール棚。従来のアングル棚に特許を取得した弊社考案のスイング式コーナー金具を使用する事によって、組立に使用するボルト数を8本まで減らした組立簡単なスチール棚です。
対応耐荷重① 100kg
カラー
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