オフィスにおすすめのスチールラックは?プロの視点で詳しく解説

スチールラック オフィス
オフィスで書類や物品の保管をする際に、スチールラックがあると大変便利です。

スチールラックにはたくさんの種類がありますが、オフィスにはどのようなスチールラックが適しているのでしょうか。

今回は、プロの視点でオフィスにおすすめのスチールラックを紹介したいと思います。

オフィスに業務用のスチールラックをおすすめする理由

スチールラックには家庭用と業務用がありますが、オフィスでは業務用のスチールラックをおすすめしています。

オフィスで業務用スチールラックをおすすめする理由は次のとおりです。

業務用スチールラックは強度が高く機能も充実している

オフィスで業務用スチールラックをおすすめする理由の1つは、強度が高く機能も充実している点です。

業務用スチールラックは、あらゆる使い方を想定して高い強度が出るように設計されています。

棚板は、長期間の使用でも歪まないように、通常は一枚の鉄板で作られています。

また、スチールラック全体を支える支柱についても、強度や機能性を重視してL字型やねじれに強いC字型の形状に加工されています。

業務用スチールラックは、機能面も充実していて、さまざまな使い方に対応できるよう豊富なオプションパーツもそろっています。

移動に便利なキャスターや、落下防止パーツ、洋服などを吊るすことができるハンガーパイプなど、オフィスでの使い方に合わせたカスタマイズが可能です。

地震や揺れに対する転倒防止がしっかりしている

転倒防止策についても、業務用スチールラックはよりしっかりした対応が可能です。

業務用スチールラックの転倒防止策としては、支柱と床の間に金具を取り付けてアンカーボルトで固定する方法や、L型の金具で棚と壁面を固定する壁面固定があります。

また、これらと組み合わせて支柱の足元に転倒防止ベースを取り付けることで、より安全な転倒防止対策を図ることが可能です。

コラム:業務用スチール棚の転倒防止と落下防止対策

オーダーメイドで寸法や色を自由に選べる

業務用スチールラックは、オーダーメイドで寸法や色を自由に選べる、ということもおすすめの理由です。

既製の業務用スチールラックでは、置きたい場所にサイズが合わなかったり、希望する形状でスチールラックを組み立てられなかったりすることがありますが、業務用スチールラックの場合は、オーダーメイド(特注、別注)に対応しているメーカーであれば、手軽にジャストサイズのスチールラックを注文することが可能です。

別色に対応しているメーカーもありますので、オフィスのショールームや来客スペースなどで、イメージに合わせたカラーのスチールラックをオーダーすることもできます。

ショップやメーカーによっては、出張で設置する場所のサイズを図ってくれる別寸の対応をしてくれるところもありますので、オーダーメイドでスチールラックを発注したい場合は、出張対応可能なメーカーで業務用スチールラックを購入すると良いでしょう。

コラム:業務用スチール棚のオーダーメイド(別注、特注)について

出張組立サービスがある

出張組立サービスを利用できる点も、オフィスで業務用スチールラックをおすすめする理由になります。

スチールラックは自分で組み立てする必要がありますが、組み立てに不安がある場合や、忙しくて時間が取れない場合、組み立てする人員が揃わないときなどは、出張組立サービスを行っているメーカーで業務用スチールラックを購入することをおすすめします。

スチールラックのプロが確実に組み立てを行ってくれますので安心です。

ミクニヤ 組立て出張サービス

オフィスにおすすめのスチールラック【軽量棚】

業務用スチールラックには、使用する用途や保管物の大きさ、重量にあわせていろいろな種類がありますが、その中でもオフィスにおすすめなのは業務用スチールラックの軽量棚です。

軽量棚とは、棚板1段あたり耐荷重が100kg程度のスチールラックです。

ミクニヤの軽量棚の場合、組立かたや使用する用途に合わせて3種類のラインアップがあります。

揺れに強いスチールラック【ボルト式ラック】

ボルト式ラックは、各パーツの連結にボルトを使用して組み立てるスチールラックです。

ボルト式ラックの支柱はアングルと呼ばれるL字型の支柱に直接棚板をボルトで固定する一オープン型スチールラックで四方から収納物の取り出しすることができます。

ボルト式ラックは、棚板と支柱がボルトでしっかり固定されているため強度が高く揺れに強いことが特長です。

オフィスでスチールラックを使うときでも、収納物を頻繁に出し入れするような場合は、出し入れの際にも揺れに強く安定しているボルト式ラックがおすすめです。

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棚板の移動が簡単にできるスチールラック【セミボルトレスラック】

セミボルトレスラックは、最上段、最下段の棚板はボルトで固定して、中板はフック金具を使ってボルトレスで固定するタイプのスチールラックです。

セミボルトレスラックは、ボルト式ラックの強度を持ちながらも、中板の取付・移動が簡単にできる便利なスチールラックです。

収納物のサイズにあわせてスペースを変ることで、スチールラックを効率的に使いたい場合には、セミボルトレスラックがおすすめです。

セミボルトレスラック【軽量棚】を調べる

組み立てが苦手なひとにおすすめのスチールラック【組立簡単らくらくラック】

組立簡単らくらくラックは、ミクニヤオリジナルのスチールラックです。

組立簡単らくらくラックは、特殊な曲げ加工で強度を高めた特殊L型支柱に、独自開発の一体型コーナー金具を組み合わせて使用します。

この一体型コーナー金具は、最小限のボルト数で他の軽量棚と同等の強度を保つことができるため、少ないボルト数でスチールラックを組み立てることができます。

使用するボルトが少ない分、組み立て時間も大幅に短縮できるうえ、作業が苦手な方でも無理なく組み立てができる便利なスチールラックです。

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伝票や帳票類の保管におすすめのスチールラック【区分棚】

伝票や帳票類の保管におすすめするのは区分棚です。

区分棚の特長


区分棚とは、一つの棚を細かく間仕切りした使いやすくしたスチールラックです。

オフィスや工場などで小さめの部品やパーツの収納や、伝票や帳票類を整理整頓して収納するのに適した作りになっています。

ミクニヤの区分棚は、横仕切り板の移動や増減ができるため、収納物のサイズにあわせて自由に調整することができます。

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書籍や書類の保管におすすめスチールラック【スチールラック本棚】


オフィスで書籍や書類などの保管におすすめするのはスチールラック本棚です。

スチールラック本棚とは、本やファイルを保管するために専用パーツを付加した本専用のスチールラックで、書架という呼び方もされています。

スチールラック本棚の種類には、主に単式型と複式型があり、設置場所のスペースや本の収納量にあわせて選ぶことができます。

単柱単式書架

単柱単式書架とは、左右各1本、計2本の支柱で構成されているシンプルな外観のスチールラック本棚です。

手前に支柱が無いため、本の出し入れがしやすいことが特長となっています。壁面に対しての設置に向いています。

ミクニヤの単柱単式書架の棚板は、48mmピッチで上下調節や段数の増減の変更ができるほか、単式から複式への変更、増結も可能となっています。

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複柱単式書架

複柱単式書架は、は支柱が左右各2、計4本の支柱で構成される書架で、一般的なスチールラックの外観に近い形状をしています。

単中と比較して4本の支柱で支えているため、重量のある本や書類の保管に適しています。

また、複柱単式書架は単柱単式と同様に、壁面に対しての設置に向いています。

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複柱複式書架

複柱複式書架は、単中複式書架と同様に計4本の支柱で構成される書架で、一般的なスチールラックの外観に近い形状をしていますが、大きな違いは棚板が1段につき2枚付いている点です。

これにより単式型の2倍収納スペースを確保しています。

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まとめ

書類や物品の保管をする際に、スチールラックがあると大変便利です。

特にオフィスでは強度、機能が充実している業務用のチールラックをおすすめしています。

業務用スチールラックには、用途にあわせて様々な種類があり、通常のスチールラックのほかにも、区分棚やスチールラック本棚といった、用途専用に設計された種類もあります。

また、用途やレイアウトに合わせてオーダーメイドや出張組立に対応しているメーカーもありますので、オフィスでスチールラックを導入するときは、各種サービスに対応しているメーカーを選定することもポイントになります。

追伸:スチールラックに関するご相談は、チャットやお問い合わせフォームから24時間いつでも受け付け中です。

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単体型

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1台だけで使用(自立)できる棚。
増連型

増連型

単体型の支柱を利用(共有)して横連結が出来る部材。支柱の本数は2本。足りない2本は単体型と共有して使用します。増連型だけではご使用頂けませんのでご注意下さい。
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ボルトタイプについて

ボルトレスラック
ボルトを一切使用しないスチール棚。ボルトを使用しないので、棚の組み立てや段の移動が簡単に出来ます。
対応耐荷重① 150kg、200kg、300kg、500kg
ボルト式ラック
ボルトを使用して組み立てるスチール棚。一般的に同じ耐荷重ならボルト式の方が強度や揺れに強いです。500kg以上はボルト式棚をお勧めします。
対応耐荷重① 100kg、150kg、300kg、500kg、1000kg
セミボルトレスラック
天板と地板はボルト締めで、中板をフック金具を使用してボルトレスにしたもの。
対応耐荷重① 100kg、150kg
組立簡単ラック
弊社オリジナルのスチール棚。従来のアングル棚に特許を取得した弊社考案のスイング式コーナー金具を使用する事によって、組立に使用するボルト数を8本まで減らした組立簡単なスチール棚です。
対応耐荷重① 100kg
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素材について

スチール
鉄製のラック。一般的なラックで屋内でのご利用でしたら一番おすすめです。屋外でのご利用を想定している場合、焼付塗装をしているので、ある程度の防錆効果はありますが傷が付くとそこから錆びていきます。種類・サイズが豊富で一番安価な棚です。
ステンレス【SUS304】
ステンレス製のラック。SUS430よりも耐熱性・耐食性・耐久性に優れています。非常に錆びにくい素材なので、屋外・水場・クリーンルーム等でのご利用におすすめです。オーステナイト系で磁性を持ちません。一番高価な棚です。
ステンレス【SUS430】
ステンレス製のラック。耐熱性・耐食性・耐久性に優れています。錆びにくい素材なので、屋外・水場・クリーンルーム(クラスの高くないもの)等でのご利用におすすめです。フェライト系で磁性を持ちます。SUS304よりは安価な棚です。
高耐食めっき
鉄に特殊なメッキ層を被膜させていて、優れた耐食性・耐久性を兼ねそろえたラックです。屋外・水場でのご利用にも向いていますが、経年劣化によるメッキ剥離のリスクもございます。スチールとステンレスの間位の価格帯です。